登記は自分でできるのか?〜自分で登記をするメリット・デメリット〜

 

登記は自分でできますか?

このような質問をよくいただきます。

 

結論からお伝えしますと、登記は、専門家(司法書士)でなくてもすることはできます。

ただ、ご自身でされる場合は、それなりの時間と費用はかかると思います。

 

 

実際、登記を自分でされている方も多くいらっしゃいます。
当然、司法書士に支払う報酬などは節約できますね。

ご自身で登記をされた方に聞くと、何度も法務局に行って、申請書の作り方や申請方法を聞かれたとのことでした。
大変だったと言われることも多いです。

 

 

逆に、専門的な知識の活用という意味で、専門家に依頼する方もいます。

なにか特殊な事情を確認する。
特殊な事情による損失を回避する目的で、専門家(司法書士)に頼むということです。

 

例えば、自分で贈与による名義変更をしたら、贈与税がかかってしまった・・・
贈与税のことを考えてなかった・・・
なんてこともあるわけです。

 

ご自身でされようとする登記に、何か大きな問題が生じる可能性があるかもしれません。

そういったことを避けることができる点で、専門家(司法書士)に依頼するメリットがあると思います。

 

 

以上から、自分で登記をするメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりになります。

 

 

メリット
  • 費用が安くすむ。

 

 

デメリット
  • 手間がかかる
  • 特殊な事情について考慮されない可能性がある

 

 


 

 

一般的には、費用と時間のどちらをとるか。

それにより、ご自身で登記をするかどうかを決めることが多いかもしれませんね。

 

私自身、すべての登記を必ず専門家(司法書士)に依頼した方がいいとは思っていません。

ご自身の時間や手間を考えて、判断されるといいのかなと思っています。

 

専門家を頼むかどうかの参考にされてくださいね。