遺言について

遺言書って、何でしょう?

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相続財産の分け方を指示するもの

→ 誰に何を相続させるかを、遺言書作成者の考えで決めることができます

相続手続きを簡単にするもの

→ 遺言執行者を選ぶことで、銀行口座の解約などの手続きが比較的簡単になります

相続人の争い(争族)を防止するもの

→ 遺言書を書いておくことで、相続人同士で話し合う必要がなくなります。そのため、争いになることが少なくなります。

相続人へ自分の希望を伝えるもの

→ お墓を誰に託したいのか、兄弟仲良くなど、最後に正式に残したい言葉を伝えることができます。

 

これらは、全部、遺言書の大切な効力です。

それでは、上のような効力のある遺言書って、結局一言で言えば、何でしょうか?

 

私は、

遺言書は最後の家族サービス

だと思っています。

 

残された人(相続人など)のために書くのが遺言書です。

使用する時には、書いた人はいないので、自分のために書く人はいません。

 

 

残された相続人が、

 

分け方で迷わないように
相続手続きが簡単に済むように
相続人同士で争いにならないように
自分がいなくなった後、分かってほしいことを伝えるために

 

そんな気持ちで遺言書は作成されます。

 

 

繰り返しになりますが、遺言書は、書いた人が亡くなってから効力を発生するものです。

亡くなる前は何の効果もありません。

 

 

そんな遺言書は

最後の家族サービス

といえるのではないでしょうか。

 

 

自分でできることはやっておく。

その気持ちから、遺言書を作成される方も多くいらっしゃいます。

そのためには、あとあと問題にならないような遺言書を作成することが大切です。

 

 

そして、そんな遺言書を作成することで、ご家族の方は感謝されることは間違いありません。

それは、遺言書が家族のために書かれたものだからです。

 

 

逆に言えば、

 

遺言書は家族のためにしか、書くことができません。

 

遺言書を作成された方はとても”すがすがしい”お顔をされます。

 

 

 

なんだか、スッキリしたような。

いいことをしたような。

それは、自分がいなくなっても大丈夫という安心感なのかもしれません。

あるいは、家族サービスをしたことへの満足なのかもしれません。

 

 

または、両方でしょうか。

どういった理由にしろ、遺言書を書くことで、とても満足が得られると思います。

 

最後の家族サービス

遺言書にはそれだけの効果があります。

是非検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

当事務所では、そのような遺言書作成のお手伝いをさせていただいています。