相続放棄とは

 

相続放棄とは、相続人であることを辞めることです。
そのため、プラスの財産(不動産や現金など)及びマイナスの財産(借金、保証人の立場など)すべてを相続できません。

 

繰り返しになりますが、相続放棄をされた方は、

 

相続人と扱われない

 

ということになります。

 

 

 

相続人でないということは、遺産分割協議(相続財産をどう分けるかを決める話し合い)にも参加できません。
よって、当然自分の知らないところで、相続財産の話が進み、手続きがなされていくことになります。

 

 

以上のように、相続放棄は強力な手続きです。
相続放棄を行ってしまえば、相続人として、いなかったことになります。

 

よって、相続放棄をするときは慎重にされてください。
後から、相続放棄しなければよかった・・・と思われても、手の打ちようがないこともあります。

 

逆に、相続放棄をすることで、大きな安心を得ることもあります。

 

参考に検討いただけると、幸いです。

 

関連情報

相続放棄

相続放棄が終わるまで

相続放棄の初回の相談時に必要な書類はありますか?

相続しない手続き〜相続放棄と遺産分割協議〜

相続放棄をする3つの理由

相続放棄の照会(相続放棄をしたかどうかの確認)

自分一人だけ相続放棄ができる?

相続放棄と周りへの影響